sakuranote

さくらのおと

推し活はゲームだ

櫻坂を中心にアイドルと接点を持ち始めて、3年近く。その中で気になることがある。

「オタクは総選挙が大好き」ということ

総選挙というのは、かつて48グループがやっていたあの総選挙のことだ。なんらかの形で投票権を入手し、推しの子に投票する。その数を競っていた。その結果は、ランキングという形で視覚化されるし、上位メンバーはシングル選抜として活動できる。1位はセンターだ。

48グループの総選挙はすでに行われていないが、なんらかの形で総選挙は残っていたりする。

ひとつは、MVの再生回数だ。ランキングにはならないが、再生回数と、できるだけ早く100万回に達成することを、競っている。これまでの曲より早く100万回再生を達成できたり、"ライバル"となるグループよりも再生回数が多かったりすると、自慢できる。自慢するための戦いなのだ。

ふたつめは、K-POP界隈からやってくる投票企画だ。昨年開催されたAAA(Asia Artist Awards)では、Idolchampというアプリを使った投票企画が実施された。idolchampでは投課金したり、指定されたサービスのアカウントを作ったりして投票ポイントを入手する。

もうこれはゲームだ。そしてそれを煽るアカウントすらある。

こういうゲームは達成感を得やすい一方、のめり込みやすい。つまり、依存性があると思う。暇つぶしにやっているくらいであれば良いが、なんらかの都合を調整してやっているのであれば、すぐに振る舞いを顧みたほうが良いと思う。