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さくらのおと

三期生とNobody's fault

どこかに書いた記憶があるので、長いこと書くつもりはないが、自分が櫻坂46と出会ったのは、暇つぶしに見た欅坂46のTHE LAST LIVEだった。よく行くフェスCDJの常連だった欅坂46が改名するという話は聞いていた。その流れもあって、暇つぶしに見たオンライン配信ライブ。そのアンコールで、さっきまで欅坂46としてパフォーマンスしていた彼女たちは、真っ白な衣装に身を包み櫻坂46として "Nobody's fault" を披露し、何も言わずに去っていった。

社会風刺が強く、少しダークな楽曲を表題曲に持つことが多い欅坂46が改名して、どんな曲を披露するんだろうか、乃木坂や日向坂がやってるようなキラキラしたアイドル曲かもしれない。そんなことを思いながらその瞬間を迎えたのを覚えている。

Nobody's faultは「ちょうどよかった」 そして、このグループを少し追いかけてみようと思った。

あれから3年。3rd anniversary liveが開催され、3年間の間に積み上がった曲数と、パフォーマンスの成長を感じた。その後開催された新参者 櫻坂46 三期生 千秋楽公演で、三期生は "Nobody's fault" を披露する。3年前に見た、あの衣装を着て。

3年前、もしかしたら、同じ映像を見ていたかもしれないし、まだアイドルのことすら知らなかったもしれない11人の三期生。そのメンバーが、あの衣装を着て、あの時と同じように "Nobody's fault" を踊っているのを見て、3年間の時間の蓄積を感じた。

もしかしたら、ZOZOマリンで感じたよりも強く感じたかもしれない。

櫻坂46は、グループカラーを白に設定しているグループだ。メンバーが入れ替わるに従って、もしかしたら、緑色にまた染まることもあるかもしれないし、水色や紫に染まることもあるかもしれない。いろんな色に染まりながら、最後はサクラピンクに戻るんだろうなと、今は思っている。